英語に限らず、語学の習得にとって一番大切なことは継続です。
昨今の社会風潮として、短期指向があります。
どんどん会社をかわり、それがまた自分のキャリアアップにもつながるという社会風潮です。
しかし、それは仕事(勤務先)のことです。
仕事と勉強は違っていて、勉強は一つのことをじっくりしないと物になりません。
テキストを1年したから次のクラスに、あるいは終了と思っている短期指向の人は、結局、いくらやっても伸びないのはなぜだろうと、自信がなくなってくるものです。
それではいくらもやってることにはならないのです。そういう人はやっているつもりで身についていないのが実情ではないでしょうか。
数ケ月で休んだり止めたりしては、たいした効果もないし、かえって、時間のむだになります。
いったんやると決めたら、腰をすえてじっくりとりくんでほしいものです。
それをするのに一番ふさわしい教材が、この茅ケ崎英語であることは言うまでもありません。
この優れたテキストは1冊を5年やっても価値があると思います。
時事の基本をテキストで予習し、教室では毎回UPDATEなニュースを使うという2本だてがいいのです。
また、世の中で何が起こっているかを知っていることは大事です。
それによって問題意識も常に持って、自分の考えを言えるようにするのは日本語でも英語でも同じように重要です。
茅ケ崎方式英語はニュースを扱っていますから、生涯続けてもいいと思うくらいです。
学習ペースには個人差がかなりありますので、自分の目標、自分の適性にあったやり方ですればいいのです。
短期間で英語力をかなりつけなければならない人は血のにじむような努力をしてください。必ず効果があります。
(大学3回生や、海外赴任をひかえている方)
でも、なかなかそんなに頑張れないですよね。
それに初めに気負いすぎるとあとが続かない。
無理をしないで気長にこつこつ、これが長い目でみて語学習得のコツです。
資格試験に合格したからといって、それで終わりではないのです。
むしろそれからが大変なくらいです。
高校の時からもう4年ほど来ている人がいますが、彼女は予習をほとんどしてこないのです。来るだけです。
それが彼女のやり方なので、単語テストができなくても毅然(?)とした態度です。
でも彼女は休会したりせずに、ずっと通っているところがいいです。
最近自分で、「さすがに何年もやってると単語も覚えてきますね。」と笑いながら言っていますが、その通りです。
無理に覚えようとしなくても、ゆっくり時間をかけて、何回も繰り返すことによって覚えるというのが、ある意味では語学学習の理想かも分かりませんよ。
幼児が言葉を覚えていくのと似ていますから、こういうやり方で覚えるとそう簡単にわすれません。
必死で短期間で集中して覚えたものは、それはそれで効果的ですが、忘れるのも、あっという間です。
各個人のやり方と好みにしたがってやるのが一番です。
でも、どの場合も継続がポイントだということをお忘れなく。
2000年度の英検1級の報告。
1999年度は5名でしたが、2000年度は4名合格しました。
受講アドバイス2 終わり
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